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Dog photography and Essay

Dog photography and Essay

上海植物園1

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「上海植物園での画像」

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妻と小旅行に行く前に、CANON 5Dのシャッターが突然切れなくなった。
妻に話したところ今回の旅行には重たいカメラは持って行かなくて、
観光だけに集中しなさいとのサインではないですか?と、
勝手な解釈をし私に説得している。


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旅行の一番の楽しみは撮影にあり、
その撮影をするカメラの故障では楽しみも辛さに変わってしまうと話すと、
軽くて何処でも直に出して使えるコンパクトデジカメも持っているでしょう?
それを持って行きましょうと更に説得しようとしている。


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私がどうしてもデジイチを持って行来たい為に、
名古屋CANONサービスへ修理に出し、他に悪い所を見てもらうと話したところ、
日本の言葉が分かるところでも写真撮影に熱中し過ぎ、
度々あなたが何処に行ってしまったのか分からなくなった。


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今回は言葉も通じない日本とは違う国なので、
また迷子になったら心配だから、持って行かなくても良いのではと執拗に説得し、
更に私は美味しい物が食べれたらそれで満足ですけど、
あなたは私を撮らずに分けの分からない物ばかり撮って見失ってしまう。


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妻も歳を重ねる毎に愚痴や文句が増えて来てピークに達していると思った。
それも相当昔の事まで持ち出して愚痴を言う妻の姿に、
世の奥様方もこんなものなのだろうかと思いながらも、
デジイチをバッグに入れ家を出た。


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「上海植物園1」

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お客様の所へ仕事の打ち合わせのために、
東京から横浜そして大阪と商談に回って、来週また東京である。
毎夜、お客様とお酒の席を設けて何とか職だしをと頑張っているが、
明るい話題は出て来ない(大阪の某ホテルより更新)


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お酒を飲みながらも心中は落ち着かない。
お酌をさせて頂き、宜しくと声を掛けながらも、
笑顔でグラスを傾けてはくれるのではあるが翌日に、
電話連絡を入れると、厳しいの言葉から始まる返事のあとは、
これだけ景気が落ち込んでしまうと何を作ってよいか?


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殆どのお客様の一貫した回答である。
百貨店関係も閉鎖や縮小を打ち出し、スーパーも然りである。
景気回復と誰もが言うが、これほど工場休業やリストラが、
実しやかに、まかり通る昨今衣食住を天秤に掛けると、
衣服は昨年買った服を我慢してでも生きていける。


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その風潮が資産のある人にも芽生えてきている。
私は毎回新幹線や私鉄で行動しているが、乗客の着用する衣服を、
見比べても殆どの皆さんが、色んな衣服を着こなしている。
それはそれで良い事ではあるのだが、景気の活性化には欠ける。
今のこの悪い雰囲気を打破するためにも余程の、
ファッション改革が起こらない限りは難しいだろう。


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ミニスカートからロングやマキシスカートに変わった時が、
オイルショックの後だったと記憶している。その後ロングスカートで、
大忙しの毎日を送ったことを昨日の事のように思い出す。
今はDCブランドも下火になり冬であるがホットパンツが流行り、
ラフなカジュアルファッションが主流となっている。
まだまだ模索しながらのファッションが続くのだろうか。


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「上海植物園2」

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やっと先ほど家に帰ってきた。
前回まで上海徐家匯や体育館付近の画像を公開していた。
昨日から上海植物園の中の画像を公開し出したが記事とは全く関係ない。
私は旅行へ行かない週末にはよく植物園へ来ていた。
ゆっくりと植物園の花を見ながら歩いていると心癒される。
私の住まいから植物園へは25分ほどで行けた。


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今週は目まぐるしく8箇所を回った。
収穫は無かったと言えば嘘になってしまうが良いとも言えない。
不満の残った商談の旅であったが、最前線は冷め切っていた。
営業担当の声からは明るさは聞く事が出来なかった。


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我が家に帰り着き、弟へ電話を入れた。
お袋の面倒を弟と妹夫婦に任せっきりと言うことも、
いつも気になっていたが、中国に居る私はどうする事も出来ない。
妻も中々私の母の面倒を見る気にならなかったようだ。


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妻は一人きりで家を守っていたようで、
私のお袋の面倒を見るどころではなかったようである。
一番末の子供夫婦は、外に出て行ってより、
妻一人寂しく暮らしていたが、私が帰国してより、
独り言を多く耳にするが、その全てが私への苦情かと、
半ばもういい加減にしてくれよと言いたくなる程である。


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妻曰く、貴方に言っているのではない。
どこから入って来たのか?一匹のハエに向かって、
もういい加減にしてよ!うろうろしないで!などと、
私はいつも小さくなって、久しぶりの我が家なのになどと、
思ったりもするが、独り言もいつも一人なので仕方ないか。
来週は、また東京である。


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「上海植物園3」


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先ほどまで東京青山でお客様と飲んでいた。
お酒を飲むというイメージから一般にはどんな所を思い浮かべるのか?
お客様4人と私の5人で87,000円をカードで支払った。
これが高いのか安いのか?中国生活が長い私にとっては、
とても高いと感たが、商談と思えば安いのだろうか?


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金融危機の今にあって大手商社の出張経費を、
従来の半額にとの話をお客様がしきりに話しておられた。
青山あたりでも一人5000円ほどで十分満足できる店もある。
5人で25,000円プラス飲み代であるが接待とはまた違う。


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上海では10人で高級店に出向いても、
50,000円で十分満足がいくが物価の違いなのだろうか?
仕事の話でと気を使ってみたが飲み出せば何処でも同じだ。
このブログがお客様の目に触れると問題になるが、
最終折角高い金で接待した飲み物も嘔吐されていた。


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実に勿体無い話であるが貧乏性の私には理解し難い。
仕事の話も出たが、出来るだけ触れないようにしていた。
話題は次から次へと移り進んだが映画アカデミー賞の話題になり、
外国語部門で日本の作品の「つみきのいえ」と「おくりびと」が、
選ばれたとの話題が一番盛り上がったような感じである。


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特に「おくりびと」の話題では盛り上がった。
私が学生時代アルバイトした葬儀屋の遺体洗いの話をしたからだ。
実際には「おくりびと」のような綺麗なものではない。
私は2遺体で辞めてしまったが19歳の私にとって、
実に恐怖の何物でもなかったが機会があれば映画を見たい。
それでお客様のお一人が嘔吐されたのか?
言っておきますが私はアルコールは殆ど飲んでいませんよ!


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「上海植物園4」

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オバマ大統領と麻生首相の首脳会談を見ていて、
麻生首相の流暢な英会話を聞いて、結構やるじゃないかと、
思いながら夜のテレビニュースを見ていたが、民主党のドンの、
小沢さんのコメントを聞いて興ざめした感じだ。


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例えば、やはり日本国の総理の麻生さんは、
外務大臣を歴任しただけあって、外交面は良いねくらいの、
言葉をインタビューで話せば、小沢さんの株が上がっただろう。


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ニュースを見ていてもあの瞼の晴れ上がった顔で、
それも何を言っても所詮国民から見放された首相なので、
発言力に掛けるし大統領も真剣に受け答えしていない。
今の国会の雰囲気では誰が見ても民社有利である。


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それならば、国民の気持ちを引き付けたいと思うならば、
もう少し良い芝居をしても良いのではないかと思った。
何事ものらりくらりと優柔不断であっては、例え政権を取っても、
この政治不信や経済危機の中で、直に押し潰されてしまうのでは?


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だが、麻生総理は会談終了後、オバマ大統領の腕を取り、
会場の隅へ呼び寄せ一体何を話したのだろう?
オバマ大統領と密談なら通訳なしで話した方が新鮮だった。
私はニュースのあのシーンを見てそう思った。


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「上海植物園5」

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昨日一昨日はいつになく忙しい一日であった。
忙しいという言葉よりも、めまぐるしいと言った方がよいのかも知れない。
東京より帰ってより、直に5Dを持ち撮影に出掛けた。
心に余裕のない私にとって中々撮影に行けなかったので、
久方ぶりの撮影だった。しかし、その撮影でアクシデントが起こった。

50ショットほどシャッターを切ったところで、急にシャッターが、
下りなくなってしまった。バッテリーを換えてもSDカードを換えても、
レンズを換えてもシャッターは依然下りなかった。
このCANON5Dは本体だけで38万で購入したが、当たりが悪かったようである。


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以前撮影旅行中にカメラ本体内のミラーが落下し撮影不能に、
陥ったが、中国の福建省渓谷での出来事だったので高級カメラを修理する店は、
どこを探しても見当たらなかった。
仕方なくポケットに入れてあったコンデジで撮影を続けた。

だが今回はシャッターが下りないというアクシデントである。
10日後には妻と二人だけで近くの台北まで旅行する為に、
どうしても修理をしなければならなかったが修理には10日以上掛り、
妻は大きなカメラは持って行かずにコンデジで良いのではと語り続けた。


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しかし、コンデジでは撮影描写に限界があると妻に告げると、
私と旅行するのではなく、自分の撮影の為に旅行するのですか?と、
一時は私の心を見透かされたようで苦笑いするのがやっとだった。
ネットでカメラの故障状態を質問した所、時を待たずして、
同じ故障をした人からのコメントが来た。

そして、名古屋伏見にキャノンサービスセンターがあるとの事で、
行くことにした。その詳細アドレスを自分の携帯に保存した。
その前に台北までの旅行代金の振込みがしてない為に、カード振込みに行った。
妻が管理するカードを使うのは15年ぶりという事も手伝い、
自分のカードの暗証番号を何度も打ち、カードが使用不能になってしまった。


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仕方なく自分のカードから旅行代金をAT機でカード振込みした。
だが、これが飛んでもない事になることをこの時点では知らずに、
旅行代理店にも振り込み終了したのでご確認とのメールを打った。
昨日はまず銀行に行き、家のカードの再発行の手続きに行ったが、
カードが手元に来るのが1週間なので、とりあえず現金50万を引き出した。

その後、伏見にあるCANON SCへ向かったが携帯電話を忘れ、
記憶を辿ってやっとの事で、サービスセンターへ着き修理を依頼した。
更には気になる旅行代理店へ向かった。そこで、AT機から振り込んだのが、
旅行社ではなく全く別の会社に振り込んだ事に気付いた。
偶々足りるだけの現金を持っていたので、旅行代金を支払い領収書を頂いた。


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今回の久方ぶりの妻との旅行は倍額の出費になってしまった。
何が何だか分からないが、全て自分から発信している。
疲れ果て電車に飛び乗り寝入ってしまい、自分の降りるべき駅を、
通過してもまだ寝入っていた。
気が付き引き返したが1時間以上時間を損してしまった。

やっと自宅に帰り着き、振込みを間違えてしまったことを妻に告げると、
「余程私と旅行がしたくないのですね」と言われ、
もっと何か他に言い方が無いのかとも思ったが、車を運転して、
スーパー銭湯へ行き疲れを癒したが、自分で振込み番号を間違えたので、
振り込め詐欺ではないが、「一体お金は戻って来るだろうか?」と、
心配している今の心境である。


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「上海植物園6」

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妻と二人だけの旅行は結婚以前に行っただけで、
結婚してからは忙しい毎日で一度も行ってなかった。
妻より言われて気付いたほどであった。私一人では色々な所へ旅行し、
神経が麻痺していたのかも知れない。妻は旅行バッグを出して来ては、
中に衣類を出し入れしていたが、暫く車が見えないなと思っていると、
旅行の買い物に行って来たよと帰って来た。

旅行と言うものはスニーカーにジーパンと言う動きやすい普段着と、
いつもの日用品で十分と話したが、旅行も久しぶりのようで、
いつまでも独り言のように話している。
妻が話すたびに私はテレビのリモコンに手を添え、
リモコンの音声ボリュームを上げていた。


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私の方は金曜日夜にフリーダイヤルで東京の本店の方へ電話して、
口座番号を間違えて振り込んだ旅行代金が、
帰ってくるかどうかを電話にて質問したが、何となく自分が哀れだった。
金曜日の夜でもあり女性オペレーターは月曜日から金曜日の営業時間内しか、
地元の銀行は動く事が出来ない旨の話をされた。

さらに月曜日にATM関係の受付をしている私が間違えて振り込んだ地元の、
ATM機を管轄する銀行の電話番号を教えて下さった。
私は恥を忍んで、間違えて振り込んだお金が返って来るかどうか?
今まで間違えて振り込んだ例は有るのか?返却の確立は?と矢継ぎ早に、
問いかけたところ、確立は分からないが、
間違えて振り込まれる人はあるとのことだった。


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朝妻に通帳や印鑑その他手続きに必要なものを告げたかったが、
私が朝のNHK連続ドラマ「ちりとてちん」を見る頃には、
車で出て行って家には居なかった。仕方無しに通帳を探し出すが、
何処に何が置いてあるのか、さっぱり分からなかった。

家の生活空間の通帳は見つかったが、間違えて振り込んだ通帳などは、
見つからなかったので、嫁いだ娘に電話し詳細を話し聞いたが、
既に嫁いで6年以上経ち全くどこに置いてあるのか分からない様子であった。


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泥棒がタンスの中を物色するような姿にも似ていた。
散らかった書類や通帳類を元に戻そうとするが、
どの書類が上でその書類が下に置いてあったのかも分からなくなるほどだった。
積み重ねる順番はデタラメでも何とか入ったが、
私の通帳だけは何処にあるのか見つからなかった。

妻の携帯に電話をしても繋がらず、途方に暮れたような格好になり、
まずは一先ずコーヒーをと食器戸棚よりインスタントコーヒーを出し、
カップに入れたが、キッチン床の絨毯の上にコーヒー粉が落ち、
あわててティッシュを濡らしふき取った。
なぜならば妻が帰って来て見つければ口煩いからだった。


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しかし、ティッシュを水で濡らして絨毯を吹いたので、
ティッシュが水に溶け絨毯に付着してしまった。
何とか濡れ雑巾で絨毯を敲きながら拭い取った。
キッチンの横で立ったままコーヒーを飲みながら、
妻が居ないと何も出来ないなどと思った。

あわただしくコーヒーを飲んでから、何気なく別のタンスを探した所、
封筒に入った使用済の通帳が出てきた。
その中のATM機で使ったカードの通帳の番号を見つけ、
すぐさま娘の携帯に見つかった事を連絡し、
母さんには今日の事は内緒だよと電話を切った。
銀行での事柄は次回と言う事で、また~。


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